セミリタイア 独身アラフィフ野郎のブログ

アラフィフになってしまった経済力とスペックが低い個性が強すぎる壮絶な躁鬱傾向のある独身男の戯言で御座います。内向的・人見知りの性格ながら「いかに笑って人生を過ごせるか」を実践中だが・・・。 その割にはいつも無愛想でシケたツラをしていると言われてます。 話し方の癖も耳障りみたいで、まー損な男です。 自由な車中泊での温泉旅と昭和コンテンツが大好き。 たまに変なイラストや漫画も入ります。

パワハラ

社畜人生からまたリタイアしたオイラの今のお気持ちは?

3月4月は激動だった。
ブログにも書いた通り、情けない結果に終わった。
そしてその給与が振り込まれていた。

短期間で辞めたので社会保険や税金は引かれず、まんま働いただけの給与が入っている。

「んなこと当たり前じゃろ!何をドヤ顔でほざいちょるんじゃ!?脳みそ腐ってんじゃねー?」

と言いたくてたまらないストレス社会にどっぷりの君。
その通りなのだが、その通りじゃないのがフルタイムで数ヶ月以上会社に忠誠を誓った方々だ。
そうなると、御上に上納金(税金)を納めなければならない規則になっている。

「それも当たり前じゃ!そもそもそんなわかりきったことをわざわざほざくな!」


10年以上前に買ってそのまま読まずに放置していた「無税入門」という本がある。
その本を最近初めて読んだ。
そしてその当り前のことを再認識した次第だ。

私は昨年は期間工でパワハラ・人間関係・夜勤・残業でボロボロになりながらも必死で稼いでいた前年度の収入分の税金・国保を猛烈に銀行から引かれまくっていた。
額は100万弱。
底辺の非正規労働者が必死に稼いだカネをかすめ取り、湯水のように使う御上。
働かなくとも楽々大金をゲットするのが上級国民の方々。

「働かざるもの食うべからず」とは御上にとっては便利な慣用句であるね。
ガーシーなんて国会にも出ないで完全に不労所得だったんだから、働いてなくても喰いまくっていた。
これ、社畜の労働者を洗脳するにはうってつけの表現だ。
働かない奴は非国民だ、納税してないんやから、と堂々と叩ける。

私の話に戻そう
そんな莫大な上納金があるというのに、5月までしか仕事をせず7月からは車中泊を4ヶ月もしていたのだから、これは完全に人生を捨てたやけっぱちの行動である。

事実、旅道中は勿論、11月に帰宅直後に車検で10万円の出費があっても株トレードはトラウマになっていて全く証券口座をいじることも株価を見ることもなかった。
それでいて仕事をしたいという気が全く起こらない。
朝起きる気力もなく、旅が終わってもう刺激も充実もない「燃え尽き症候群」のような燃えカスのようなザマであった。

今思うと完全に精神が病んでいたな。

病院に行く気力もなく、ブログやイラストを描きたい気持ちもゼロで、何もしたくない状態。
このままずーーーと寝ながら生きれねぇかな?とまで思っていた。

12月からはドラクエに久しぶりにはまった。
途中までやってめんどくさくて放置していたドラクエ11を再びやりだし、その後はドラクエ9を購入してはまりにはまった。

夢中になって経験値を上げ、ボスを倒しまくり、レアアイテムをゲットしまくった。
そして思った。

「どんだけ一生懸命、ドラクエの中で頑張ってそれらをゲットしても、所詮ゲームの中での勝ち組。現実のカネは一銭も増えてねーじゃねーかよ」

だったら、現実社会のカネを増やすことを考えようじゃないか。
ゲームが自分の株への好奇心を掻き立てたのだ。

そしてまずは確実に現金をゲットする手法。
それは働くことだ。
そこから再出発しようとして、そして見事にコケた。

そして今がある。
今の気持ちは「仕事にコケて良かった」だ。

そのおかげで、投資に興味を持ち、投資というゲームに夢中になっている。
投機ではない。投資である。

宝くじやパチンコは完全に投機だ。
だが、競馬やパチスロで勝率が高い人は株式投資に向いていると思う。

運動神経や反射神経、研究心、判断力が培われているからだ。

よく不動産投資を最終的に薦める声がネットでも多いが、個人的に不動産は全くうまみを感じていない。
不動産のインカムゲインは常に経年劣化による補修、賃貸の場合は入居者が途絶えるというリスクを抱えている。
またキャピタルゲインにしても、人口減で厳しい状況だ。
不動産は株よりもっと情報収集力や人脈力も必要だろう。
大口の反社の連中なんかも大儲けしている不動産は、株以上に敷居が高いプロの世界だろう。

その点、株式投資の敷居は今、かなり低い。
情報はネットで腐るほど無料で提供されており、アホな私でもなんとか理解できる。
つまり、聞きなれないワードが多いので難しく感じるだけであり、私からすれば仕事の訓練や学校の勉強の方がよほど難しかった。

タイトルの社畜の話題に戻ろう。

労働とは何ぞや?というテーマはまた別の機会に語ろうと思うが、日本の労働は余りにも会社に理不尽なぐらい時間と精神と身体を拘束されていると思う。
「労働でしかカネを稼ぐ手段がない」という一般人の弱みを雇用側が巧みに利用し、支配しようとしていると感じる。

そして彼らの殺し文句はこれだ。

「おカネ貰っているんやからね!」

この“キラーワード”を言われたら、黙って言うことを聞いて働くしかない。
それが我が国の風潮である。

最近やっとパワハラ撲滅の方向が浸透しつつあるが、雇用側の意識はまだまだだ。
現場の人間の意識も全くだ。
そりゃ、先輩からずーーーーーっとそれが当たり前のように受け継がれてきた伝統だから、今いきなりそれがおかしい、と言われても簡単に変わるはずがない。

どういう時にそれが発動されるか。
それはパワハラ被害者がパワハラ加害者にとって思い通りにならない時、気にくわない時、自分達がムシャクシャしていて八つ当たりをしたい時だ。
そして自分達を正当化するため、彼らを支配するために発動するのだ。

上記のカネの台詞なんかは水戸黄門の印籠みたいなもん。
これを言えばおとなしく言うこと聞くだろうと。

欧米なんかは雇用側と労働側は対等という意識が日本よりずっと強い。
労働者も自分の時間や自由を拘束されているからだ。
その代わり、クビになるのも日本よりシビアで簡単になる。

どちらがいいのか?
今日本に住んでいる以上、日本の常識に合わせるしかないが、これだけfireやセミリタイア、引きこもりが叫ばれているということは、もはや日本人にはこの習慣に合わせるのが限界になっているとも言えよう。

少なくとも私はそうだ。
投資は確かにリスクはあるが、労働にだってある。
工場で働いている時は夜勤もやり、塵肺の危険がある作業をマスク無しでやらされたりもした。
パワハラで精神が病んだりした。

そういった健康被害のリスクは得られる労働給与よりも大きい可能性もある。
特に要領の悪い私みたいな人種はそうなりやすい。

自分の資産をリスクを覚悟で投資する今の日常。
不安は当然ある。
一つ言えるのは、社畜時代のストレスから開放されている、ということだ。





下町ロケットはブラック企業?

ヤフーニュースに数日前に書かれていたので興味があったのでその話題について語ろう。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190108-00000023-zdn_mkt-bus_all

確かに佃製作所は、残業や休出を強いるようなケースが多い。
特に殿村の実家のコメ作り作業の手伝いなんかは、会社の業務とは違うだけにあれに休日出勤手当が出されたかどうかである。

人間関係が良好な同士だったらともかく、軽部みたいな浮いた存在だと絶対参加なんて普通はしたくないはずだ。
だから定時で上がって昼休みも時間通りきっちり取るんだろう。
飯も一人で食うぼっち食なんだろうな~とか思ってしまう。

軽部ほど極端ではないにせよ、基本は定時で堂々と上がることが本来あるべき形である。
ただ、日本の場合は本音と建て前がきっちりあるので、あれをやっていて人間関係を損ねたり自分の評価が下がったりするのを避けるため、残業や休出も「協力」するサラリーマンは少なくない。
無論、割増手当目当てに自ら出たい人もかなりいることはいる。
佃社長みたいに人情があり、丁寧に社員に説明する社長はそう多くはないだろう。
そして軽部みたいな性格で更に能力もない社員もいるはずだ。
逆にスキルがあってこそ、あの態度に出れる。
会社が自分を切れるはずがないという自信があるのだから。

私が期間工で働いていた二社は、その点かなり対照的だった。
片方は基本毎日定時、片方は残業休出が当たり前。
稼げるのは当然後社だが、自分の時間は著しく減った。

ブラック企業は佃社長の性格が悪いケースがまさにそれに当たる。
あれで社長が怒鳴り散らし、圧力をかけまくっていたら鬱で休職・退職するものが続出するだろう。
最近でこそブラック企業という単語が有名になり、公表されてきたからかなり世の中の動きは悪徳企業に対する理不尽さ対策の流れに傾いてきているが、私が30代の頃までは違った。
如何に企業がブラックで、パワハラが横行していても、退職するのはその個人に責任があるという風潮が強かった。
百歩譲って企業の非を認めたとしても、そういう悪行に対してどういう対策努力を行ったのか、そもそもそんな企業を選んだ個人に見る目がない、と責任はほぼ個人に浴びせられるような風潮が当たり前だったのである(この部分は今も変わっていないところが多いだろう)。


私はスキルがないので佃製作所にお呼びがかかることはまずないだろうが、自社の業績向上のためならまだしも、社長の夢・理念のために無理矢理テンションを高められ、時間外勤務をするのが当然みたいな圧をかけられたら相当きついはず。社長の考えに共感度が高くない限り。

下町ロケットみたいな企業モノは純粋にフィクションとして楽しむ一方で、自分の日常などとリンクして見てしまいがちである。
今回はブラック企業か否かという点で語ってみたが、純粋に物語としてどうだったのかはまた改めて語りたい。

何はどうあれ、余程スキルがない限り、まだまだ日本は企業>>>>>>労働者という図式である。
カネを払っているのだから当たり前といえば当たり前だが、それは「お客様は神様だぜ?」という勘違いで場違いなクレーマーと化しているのと重ねてみてしまうのは私だけだろうか?


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逆襲できないロスジェネ

私はリーマンショックの時、酷いパワハラを受けてそれまで何とか無理にやってきた正社員(営業職)を退職(させられ)、それ以来非正規社員として46歳の今日まで生きている。

やれ人手不足だ、外国人を入れなきゃ、なんて動きがあるが、私たち団塊ジュニア以降の「ロスジェネ世代」はまさに完全に無視されている。
一応人間の形をしているので、法律は人間としてあてがわれているが、実態は動物の扱いに近い。

非正規にも少ないながらメリットはある。
一つは長期旅行に行けること。
私は車中泊旅が趣味なので、それなりに恩恵も受けているが、旅にはカネがいる。
カネを得るには働くしかない。
というか、生きていく為には働くしかない。

で、そうして非正規で働いてきて思うこと。
まず自分の世渡りの下手さ、集団行動に対する苦手意識。
自分が嫌いであったり、苦手なタイプの人間と接するのが著しく苦手なのだ。
気が合う誰かがいたとしても、そいつと親しい人間が自分が嫌い、または向こうに嫌われている場合、上手く3人でバランスを取って仲を保つことが出来ない。
嫌いな上司にゴマをすることが出来ない(TT)
これが出来ていれば、恐らく私は今も薄給ながら正社員で会社は変わりながらも続けていただろう。

クレイジーキャッツのゴマすり行進曲にもあるように「ゴマを擦るのはタダ」なのはわかっている。
しかしタダほど高いものはない(意味が違うか?)。
短距離走みたいに一瞬の付き合いなら、ゴマを擦って上辺だけの付き合いは出来るのだが、毎日長期的に会って話すとなるとどうしてもボロが出てくる。
付き合いが悪く、人見知りな性格だから尚更だ。
気を使い過ぎて疲れてしまうのである。

専門スキルや特別ポテンシャルが高い人間以外、つまり並み以下の腕しかない人間にとっては、コミュニケーション力は日本企業において最も大事なものであることを再認識した。

まして私は営業職。モロにそこに関わる職種なのに、型通りの礼儀や言葉使いで小手先だけで営業していた。
これでは営業としての根っ子の大事な能力向上は無理だ。
顧客に「好かれ」ることが第一なのだ。

私は今後も爺になるまで生き続けなければならないのだが、幸か不幸か、独身であるゆえ、今のところ誰かを養う義務はない。
だが親も年老いてきている。一寸先は闇なのだ。

コミュニケーション(集団)が苦手と書いたが、1対1の会話は苦手ではない。
だから面接や商談では小手先の会話キャッチボールで誤魔化して凌いできたのだ。

今、ロスジェネはほぼ中高年になっており、半沢直樹の「ロスジェネの逆襲」なんて全くの夢想物語。逆襲なんてする間も与えぬほどこれから貧困からくる様々な問題が毒矢の如く襲い掛かってくる。
その毒が回らないうちに手を打たないと、生きていくことすら困難な死亡宣告されるロスジェネだらけの未来になるだろう。
ホリエモンみたいに「稼ぐ頭と行動力」があれば、貧困問題なんて全く無縁だろうが、同じ歳で同じ日本人でどうしてこうも差が出てくるのだろうか?

私はまだ幸い生きている。
生きていられるうちに、こうして自分の生きた証を、ネット上で刻んでいくのが私の使命(?)なのである。

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